2020年7月31日15時をもって、SX-ACEを基幹とするサイバーサイエンスセンター大規模科学計算システムが、 システム更新のため運用を停止しました。
旧システムは2015年2月から運用が開始され、全国の研究者に利用される中で、 数多くの成果を生み出してきました。
さて、突然ですがここで間違い探しです。
導入当時(上)と停止前(下)のSX-ACE、何が違うでしょう…?
正解は、「半透明の仕切り」が加わったことでした!
SX-ACEは前面から吸気した冷たい空気によって冷やされ、暖まった空気を背面から排気するのですが、
それらを仕切りで分けることによって、冷却効率向上を図っていました。
運用する中でも、性能向上のための工夫がされてきたのですね!
現在、SX-Aurora TSUBASAを基幹とする新システムへの入れ替えが行われており、 2020年10月の運用開始予定です。
初の試みである愛称募集の結果も含めて、楽しみですね。
大規模科学計算システムによる研究成果リストはこちら https://www.ss.cc.tohoku.ac.jp/report/index.html